【IoT系男子】~アイオティ君のLifetime Experience~

【アイオティ君のLifetime Experienceって何?】アイオティ(IoT)君/ITコンサルタント・ IoTブロガー・バックパッカー・読書家 はじめまして!アイオティです! 僕は大学時代にはじめて勉強に目覚めました特にテクノロジーの発展と生涯学習(リカレント教育)の重要性に気が付いたことがキッカケ。 大学1年次のインターンシップでハーバード大学の学生に出会う。 →彼らの人間力に圧倒され留学を決意。。。 大学卒業後は、IT企業に入社。グローバル×ITでラディカルな社会に挑む。 自分が興

【行動経済学:プロスペクト理論 とは】

◯人間は損をしたくない⁈損失回避を解明するプロスペクト理論 とは

 

http://adv.yomiuri.co.jp/ojo_archive/02number/200807/images/0807toku2_z1.jpg

引用:http://adv.yomiuri.co.jp/ojo_archive/02number/200807/images/0807toku2_z1.jpg

 

 


行動経済学の基盤としてプロスペクト理論というものがある。
プロスペクト(Prospect)には、「期待、予想、見通し」といった意味がある。

 

 

 

 

 

行動経済学で解明された、プロスペクト理論(Prospect theory)とは、
人は利益を得る場面では「確実に手に入れること」を優先し、
反対に、損失を被る場面では「最大限に回避すること」を優先する傾向があるという行動心理を表した理論です。






この理論でダニエル・カーネマンが2002年にノーベル経済学賞を受賞。
現在では、投資やビジネスの様々な場面で重要な基準となっている。





プロスペクト理論を簡単に言うと、「人は得をするよりも、損をしたくない思いの方が強い」とのこと。








プロスペクト理論の実験例】



次のような2つのくじがあったとしたら、あなたはどちらを選びますか?





A:90万円もらえる 確率は100%
B:100万円もらえる 確率は90%





このくじの場合、ほとんどの人がAのくじを選びます。
なぜなら90万円は確実にもらえるから。







たとえ100万円をもらえる可能性があったとしても、10%のリスクすら取らないのである。
しかし、期待値はどちらも同じ90万円であることに注目しておいてください。







期待値とは、手に入る見込みの金額を平均値で表したものです。Bの条件では、100万円が90%の確率で手に入るので、期待値は90万円となります。








では、次のような場合はどうか?
確実に損をする可能性があるくじを引かなければいけません。あなたはどちらを選びますか?






A:90万円を失う 確率は100%
B:100万円を失う 確率は90%






この条件の場合は、多くの人がBのくじを選びます。
こちらの期待値はどちらも-90万円です。





期待値は先ほどと同じく同額なのに、損失を目の前にしている場合では、確実に損をするよりも、リスクを負ってでも、損をしない10%の確率に望みをかけたいと感じるのである。






これらのことから、
①「利益」を得られる場面では、利益を逃すリスク(=損失)を回避する。
②「損失」を被る場面では、リスクを負ってでも損失を最大限に回避する傾向があることが分かるだろう。





このような行動は「損失回避バイアス」あるいは「損失回避の法則」と呼ばれている。
プロスペクト理論、いかがだったろうか。




我々はリスクよりも損をしない方を優先する。



つまり、損に対する心理的ダメージが大きいということだろう。
意思決定をする際には、プロスペクト理論を思い出し、きちんとした天秤にかけて決断を行いたい。

 

 

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